90年代末から世界的に盛り上がりを見せたアルテルムンディアリスモ(もう一つの世界主義)と呼ばれるムーブメントは、2001年のジェノバG8サミットで起こった悲劇を境に次第に求心力を失っていきました(詳しくはこちらを参照ください)。

それから10年が経った現在、新聞やテレビなどでその名前を耳にすることがほとんどなくなったのは事実です。しかし、バルセロナの通りに出てみると、世界を変えようとする人々の闘いは今でも続いているのがわかります。

今回はそんな動きの一つ、4月16、17日に行われたFira per la Terra (大地のための祭典)をご紹介します。

Fira per la Terra は、1970年4月22日にアメリカ合衆国で最初に行われたアース・デイをモデルに、カタルーニャで20年前から行われているイベントです。様々な角度から社会を変えようと活動する組織を紹介するブースや環境に配慮した商品や食品を販売する屋台、そしてワークショップのスペースなどが、Arc de Triomf(凱旋門)からシウタデリャ公園内まで1キロ近くに渡って続きます。

ブースの中には、ラモンとも関わりが深いATTACもありました。

また、あっちこっちに生演奏をしているグループがいるので、のんびりした週末を過ごすのにもうってつけ。


家族連れの姿も多く、こんな可愛いメリーゴーラウンドも。人力なので真ん中で太っちょのおじさんが自転車を漕いでいるんですよ。

今年のテーマは『Nuclear? No, gràcies(原子力?いいえ、結構です)』。

ということで、二日目日曜日の午後1時には会場内の活動を一端停止して、今年で25年が経過するチェルノブイリ、そして現在もまだ収束していない福島、この二つの原発事故の犠牲となった方々へ黙祷を捧げ、原子力エネルギーに反対を表明するために参加者がメインストリートに集結しました。

日本では『Earth Day Tokyo 2011』として代々木公園を中心に来週末に行われるようですね。

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