27日のバルセロナ・カタルーニャ広場に続いて、2日後29日にはパリ・バスティーユ広場のショッキングな映像が世界中に配信されました。

バルセロナではゴム弾、パリでは催涙ガスが使用されたと報道されています。そのため、アラブ世界の蜂起の余波でヨーロッパも大変なことになっているんじゃないかと思われる方もいるかもしれません。ところが、バルセロナは平和そのものなんです。

もっとも、こちらのマスメディアは連日、医療費の削減に抗議する人々が大通りを封鎖したとか、バルセロナ大学の学生が『Vaga  Japonesaバガ・ジャポネザ』を始めたとか、被様々な抗議活動のニュースを伝えていますが。

この日本式ストという意味の「バガ・ジャポネザ」という言葉、今回初めて知ったのですが、仕事をサボる通常のストとは逆に、いつもよりも多く仕事をして抗議するものだそうです。つまり、ラバル地区にあるバルセロナ大学構内では、学生が図書館の閉館を阻止して、その中で24時間猛勉強中ということ。いろんな抗議の形があるものですね。

とこんな風に、人々の抗議活動が止むことはありませんが、彼らは一環して非暴力を貫いているので、暴力が姿を現したのは先週の金曜日の一度きり。そもそも、あれだって衝突ではなく、一方的な暴力だったのですから。というわけで、平穏な日常と『革命』が共存する、なんとも不思議な日々を送っています。

M-15のデモから2週間以上が過ぎて、すっかり日常の一部となったスペイン革命の姿をお知らせしようと、昨日(6/1)カタルーニャ広場にカメラを持って向かいました。

前日強い雨が降ったため少し心配していたのですが、キャンプは完全に元通りの姿になっています。

人民図書館。

広場で読んでもいいし、2日間の貸し出しもあります。

洋服や靴のリサイクル。

植え込みには畑まで。

法律委員会では、金曜日の暴力行為に対して訴えを行う際に、証拠となる映像や写真を集めています。

雨に対応するため、雨よけのあるスペースが登場。キャンプはまるで生き物のように日々成長、変化しています。

毎日様々なテーマで行われる講演会。

また、広場の片隅には演劇をするグループ。

先進国が貧しい国々で行う『資源泥棒』を批判していました。

公園や通りにある植物を世話する庭師が一画を陣取って、

リストラや給与の削減への抗議活動を行っていました。

キャンプで働く人々を扱った短編ドキュメンタリーも作成されています。

そしてこの日の全体会議で、今後の方針が決まるまでキャンプを継続することが決まりました。

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