今度は4日土曜日にポルトガルのリスボンから、100人程が集まっていたロシオ広場のキャンプを当局が撤去したというニュースが入ってきました。強制撤去を行った理由は翌日に控えた選挙で、3人の逮捕者が出たと報道されています。

TVI24掲載記事より)

こちらが一週間前のロシオ広場Acampada Lisboaの様子。

ちょうどこの日、バルセロナでは5月27日のカタルーニャ広場強制撤去の責任者である州内務大臣フェリプ・プッチの辞任を求める大規模なデモが行われました。この件に関する州警察の暴力は当初から厳しい批判に晒され、すぐさまプッチの辞任を求める声が上がったことは、先日の記事でご紹介したとおりです。

その日の抗議の模様の3D映像なんてものがAcampada BCN公式サイトに掲載されていました。ここをクリックすると3Dでご覧いただけます。すごい迫力!!

これに対して、事件当日の夜にプッチは会見を行い、その様子が生放送されます。ちなみにスペイン語で吹き替えされているのは、会見がカタルーニャ語だったため。

プッチは「広場への介入の目的も、私の警察への指示も広場から立ち退かせることではなく、清掃サービスが清掃が行える状況にすることだった。その目的はバルセロナの中心において一定の衛生状態を保つことと、バルサの優勝によって事故が発生するリスクを下げるためだった」と言って、「デモ参加者が抵抗したために、警察が予防措置として行った行為が衝突を引き起こした。」と説明しました。

そして、暴力的なイメージを与えたことについては謝罪をしたものの、「私の辞任を求める人々がいることは知っているが、私は何年も前から政治に身を捧げている。」と辞任する意思のないことを表明していました。翌日もTVやラジオに出演し「デモ参加者が州警察を攻撃した。受身な抵抗ではなく、警察に対する重大な攻撃があった。」とデモ参加者が原因を作ったと繰り返すプッチ。

ところが、一枚の写真がインターネットを中心に広まり、プッチはさらに困った立場に立たされることになりました。その写真がこちら。

プッチは「州警察は車椅子の男性を護ろうとした」と釈明したものの、当の本人からの反論が金曜日の新聞に掲載されました。彼はキャンプに参加していた『怒れる人々』の一人で、「プッチが言ったことの中には嘘がある。誰も私を護ったりしていなかった。何から私を護ったというんだ? 期待に胸を膨らませて一週間共に活動してきた同胞からか? そうではないことは明らかだ。」と語っています。

一方、『怒れる人々』はプッチが姿を現す場所に集まっては、抗議行動を繰り返していました。こうした状況の中で、土曜日に再びプッチの辞任を求めるデモが再び呼びかけられたのです。

デモは19時半内務省前からスタート。交通を遮断しながら進んで、カタルーニャ広場まで続きました。辞任を要求する要望書に署名した団体は34、デモには2000人近くが参加したと言われています。

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