このブログのタイトル「ラモン・ブック・プロジェクト」のラモンとはフランス在住スペイン人作家・ジャーナリストRamón Chao ラモン・チャオのことです。音楽好きの方には、かつてはフランスのミクスチャーバンドMano Negraマノ・ネグラのボーカルで、現在ソロ活動中のManu Chaoマヌ・チャオの父親と言った方が、通りがいいかもしれません。オルターやアンチ・グロバリゼーションと呼ばれる『もう一つの世界』を目指す動きの代表的な論客の一人でもあります。

自他ともに認める無類のドン・キホーテ好きのラモンが、アルゼンチン生まれの革命家チェ・ゲバラの人生をキホーテの遍歴と比較するという手法で語った著作「Las Andaduras del Che(仮/チェのさすらい)」の日本語版を出版しようというのが私たちの計画です。

この計画はバルセロナに本拠地がある音楽とオルター情報のサイトRADIOCHANGOに掲載されている記事を片っ端から日本語に訳していこうという、これまたドン・キホーテ的試みのラジオチャンゴJPの活動から派生したものです。サイトの課外活動「ラジオチャンゴJP講座」を一緒に開催しているカフェ・ラバンデリアトランジスター・ プレスとタグを組んでQuatre Gatsというチームを結成、夢の実現に向けて昨年から少しずつ計画を進めてきました。

詳細は以下の『プロジェクトについて』をご覧ください。

夢中になるあまり本の世界を生きてしまったキホーテ、ゲリラ生活にも本を欠かさなかったゲバラ、そして著作は自分が今までに読んできた本の破片からできていると語るラモン。この3人の本好きが一同に会する場であるこの物語は、やはり本の形を得るのがふさわしいのではと思えたのが、今回Web上での翻訳公開といういつもの方法を取らずに、敢えて書籍での出版という形にこだわることにした大きな理由です。

これから出版までのラモン本の歩みを、このブログに残して行きたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。Muchas gracias!!

チェのさすらい
チェのさすらい